PostgreSQL の psql コマンドではクエリの結果表示に pager(more とか less とか)が使われますが PAGER 環境変数での設定以外に変更する方法があったのでメモ。 わざわざ psql を終了して PAGER をセットし直して再度 psql を実行することとはオサラバです。
\setenv PAGER less
で pager を less にできます。 pager 使用の有効・無効を切り替えるには \pset
を使います。PAGER を cat にしたりしなくても良いです。
\pset [NAME [VALUE]] set table output option
(NAME := {border|columns|expanded|fieldsep|fieldsep_zero|
footer|format|linestyle|null|numericlocale|pager|
pager_min_lines|recordsep|recordsep_zero|tableattr|title|
tuples_only|unicode_border_linestyle|
unicode_column_linestyle|unicode_header_linestyle})
\pset pager
で pager の toggle となります。実行するたびに有効と無効に順に切り替わります。 \pset pager on
, \pset pager off
と on / off を明示すれば指定した方になります。